ウィーン散策 Lustiger Spaziergang in Wien

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2013年 10月 01日

そうだ日本、行こう。

ここ2ヶ月程、なかなかブログまで手が回らない状況でご無沙汰しておりました。
実は・・・、
このたび、約10年に渡る海外生活に一旦終止符を打ち、日本に帰国しました!!
といいましても、まだ引っ越し荷物も届いておりませんし、落ち着くまでしばらくかかるかと思いますが、精神的に少し余裕が出てきたので、溜まりにたまった夏の思い出やウィーンでのあれこれ、自身のためにも書いておかねばと。

という訳で、既に在ウィーンではない身の上ですが、今しばらくこのタイトルのままブログ継続の予定です。どうかよろしくお願い致します。

ところで、今回の帰国にあたって周囲から質問が集中した案件。
「猫はどうやって???」について。
答えはいたってシンプルで、「一緒に飛行機に乗ってきました。」
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オーストリア航空の場合、55㎝×40㎝×23㎝以内のケージに入れた状態で、総重量8kg以下であれば、ペットの機内持ち込みが可能。航空券を予約する際にその旨を伝えて確認するだけです。そうすると、ドア近くの最前列(前の壁にベビーベットを取り付けられる席など)が割り当てられるので、足元にケージを置くことができます。ケージから出す事はできませんが、すぐ近くにいるので常に様子を確認できるし、声もかけられるので、飼い主的には安心です。(猫的にどうかは分かりませんが・・・。あ、そもそも迷惑に決まってるか。)

持ち込みに関する規定は航空会社によってマチマチで、例えばエールフランスは6kgまでのペットしか許可されないので、大柄な猫ちゃんだと厳しいですね。日系の航空会社は、残念な事に機内持ち込み自体が許可されていません。ざっと調べた印象ですが、このあたりのサービスはルフトハンザ系列(オーストリア航空含む)やKLMが充実しているようです。
チェックインカウンターでケージごと計量する際も、細かい事は気にしない!という感じでした。よくも悪くも。
そして気になるお値段ですが、ウィーンから成田まで、片道分で70€でした。

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以下時系列に。

・出発当日朝は普段通り給餌&水分補給。いつもの時間にトイレも済ませ、いざ空港へ。
・搭乗手続き(私に抱っこされて金属探知器も無事通過)、猫連れでの航空機利用は珍しいため、行く先々で「まぁ〜、猫ちゃん!」「見て、見て〜、猫よ〜」、と注目を浴びる。気分はセレブ。
・搭乗直前、ラウンジの片隅をお借りして、ちょっとだけケージの外へ。最後の息抜きです。
・無事機内へ。離陸後は急激な気圧の変化のためかしばらく鳴き続けるも、水平飛行に移行すると落ち着く。以後、時折鳴いては「いつまでこんな狭いところに〜、出せ〜」的なアピールをするも、基本的には落ち着いた状態。あるいはふて寝を決め込んでいたか。
・トイレ対策も含め、フライト中は食事も水分も与えない方がよいとされていますが、そこは欧州〜日本間のロングフライト。水分補給も兼ねて、ウェットフードを少し与えました。機内はかなり乾燥しているので、この辺は柔軟に対応してあげたいところかと。
・念のため底にペットシーツを敷いておきましたが、取り替えが必要になることはありませんでした。
・私は猫が気になって途中殆ど眠れませんでしたが、横で主人は爆睡。曰く「猫も一緒だってこと、一瞬忘れてた。」長生きするよ、アナタ。
※今回実感したのですが、「ペットを機内に持ち込む」ということは即ち「飼い主(荷主)がほぼ全責任を持ってそれを管理する」ということなので、航空会社側としては基本的に「持ち込まれる手荷物が一つ増える」だけなんですよね。

以上、ふらりと「そうだ日本、行こう。」という訳ニャーいかない猫連れの旅でしたが、
フライトだけで11時間超、実質16時間以上せまいケージに閉じ込められるという苦難を、よくぞ乗り切ってくれました。感謝してます。みーちゃん、ごくろうさま。
ペットの性質によっては、事前に獣医さんに処方してもらった精神安定剤を服用させて、できるだけ機内で眠れるようにすることもあると聞きますが、ウチの猫は基本的に乗り物による移動には慣れていること、過去に3時間くらいのフライトは何度か経験しており、飼い主としても見通しが持てたことから、特別な準備はしませんでした。


心配していた空港での検疫、ラッキーなことに待ち時間もなく10分ちょっとで終了。
あっけなくて拍子抜けしてしまいました。
ようやく到着した都内のホテルにて。早々リラックス。
ところで、猫にも時差ボケはあるのだろうか??
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2013年夏現在、オーストリア(狂犬病汚染地域)から日本(狂犬病清浄地域)へペット(犬、猫など)を輸入する場合には、下記の準備が必要になります。
①個体識別を可能にする→マイクロチップ装着
②2回以上の狂犬病予防接種を実施
③日本の農林水産大臣指定の検査機関にて、血液検査を実施→抗体が基準値以上であるかを確認
④血液検査後、180日間待機
⑤政府認定の獣医による出国前健康診断、必要書類に裏書き

こうやって挙げると一見面倒ですが、いつ何処の国へ引っ越すことになっても対応できるよう①〜④までは常にOKな状態にしていたので、今回行った手続きは実質⑤だけです。

これらと並行して、日本の動物検疫所にネットで輸入申請。
※輸入予定日の40日前までの届け出が推奨されています。これを過ぎたらダメ、という訳ではなさそうですが、準備に万全を期す意味で、できるだけ早めにコンタクトをとった方が安心です。担当の方は迅速丁寧に対応してくれて、心強かったです。
必要書類が揃ったところで、いったん動物検疫所宛にFAXして不備がないか確認してもらいました。

⑤の出国前健康診断について。出発48時間以内が望ましいとHPの説明にはありますが、実際には出発10日前以降の日付であれば、問題ないそうです。

オーストリアにおいて、これらにかかった費用ですが、
ワクチン接種1回あたり50€前後、血液検査約50€、出国前健康診断20€、でした。
マイクロチップ装着が50〜70€くらいとして、総額250€ほどでしょうか。

ちなみに7年前、某国で猫の輸出手続きのために要した費用は、約1000€でした。
当時、その国の平均月収は200€だったんですけどね。まぁ、世の中そういうものです。
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by igiea | 2013-10-01 16:20 | ねこ・猫・neko


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