2012年 09月 05日
オーストリア土産の定番、モーツァルトクーゲル。 今回は7種類を比べてみた訳ですが、やはり元祖(オリジナル)には敬意を払いたく、別枠扱いとします。シルバー&ブルーの包み紙が上品な雰囲気のFürst社製は、ザルツブルク市内の直営店舗でしか売られていないので、行かれる機会がありましたら、ぜひお試しを! それにしても、これだけの有名商品がウィーン市内で扱われていないというのは、日本人的感覚からすると信じ難いというか、あり得ない気がしますが、オーストリア人的感覚だとそれが普通というか、そりゃそうでしょう、どこでも買えたらつまらないし、そんな必要性もないし、ということのようです。 ※ただし、ヨーロッパ内であればオンラインショップで購入可能、配送してもらえます。 チョコレートを練り込んだヌガー(ナッツとカラメルをすり潰してペースト状にしたもの、仏語ではプラリネ)がたっぷりなので、コーヒーとよく合うのは言うまでもありませんが、抹茶と合わせてもなかなかイケます。そもそもピスタチオと抹茶は相性がいいので、ある意味手堅い組み合わせか? ウィーンのカフェやお菓子屋さんで、しばしば「モーツアァルト」と名のつくコーヒーやトルテをみかけますが、(ちなみに同じ音楽界の巨匠でも、ベートーヴェンやブラームス、マーラー等の名前が冠されたお菓子には未だ出会えず・・・です)ピスタチオを使っているものが目立ちます。少し調べてみたのですが、モーツァルトがピスタチオを好んだとか、具体的なエピソートがある訳ではないようなので、モーツァルトクーゲルがピスタチオ味であることから、自然と人々の間に「モーツァルト=ピスタチオ」の図式が出来上がっていったのではと推測しています。 楽友協会ホールでのコンサート後に立ち寄るのにぴったり、 Cafe Schwarzenbergのモーツァルトコーヒー&モーツァルトトルテ。 どちらもしっかりピスタチオが使われてます。 特にトルテはあまりに鮮やかなグリーンで一瞬ためらいましたが、美味しかったです♪
by igiea
| 2012-09-05 18:20
| お菓子
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