ウィーン散策 Lustiger Spaziergang in Wien

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2011年 08月 12日

ドロミテ再訪 南チロル料理のフルコース

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ドロミテ山塊が広がるイタリア最北端の州、トレンティーノ=アルト・アディジェ。この州の北半分を占めるアルト・アディジェ県は、第一次世界大戦までオーストリア領だった地域で、統計によると現在でも住民の7割はドイツ・オーストリア系。初等教育もドイツ語で行われるコースを選択できるのだそうです。街を歩いていても、独・伊語による2カ国語表記が目立ちます。もちろんイタリア語も通じますし、イタリア語の新聞・雑誌も売られていますが、第一言語はドイツ語という位置づけ。ともすれば、オーストリアにいると錯覚しそうになります。
県名としては、イタリア語のAlt Adige(アルジェ川上流、の意)が採用されていますが、ドイツ語ではここをSüdtirol(南チロル)といい、風光明媚で食べ物が美味しい地域の代名詞的存在です。
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南チロルのレストランでメニューを見ても、ウィーンでお馴染みのものが多く、目新しい印象はありません。ところが同じ料理でも当地でいただくものは、数段美味しい(と感じる)のです!
旅の高揚感もありますが、素材が素晴らしいこと、適度にイタリア料理の影響を受けていること、この2点は大きいです。ドイツ語圏で、最も美味しい地域ではないかと・・・。
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南チロル産のシュペック(生ハム)にメロン。添えられたタイムがいい香り。








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フレッシュハーブのクリームスープ。
南チロルに咲く花々は、見て美しく、食べても美味しいのでありました。

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ほうれん草とフレッシュチーズ入りのラビオリ。
皮が薄く、具もほうれん草中心であっさりしていて、美味。これを一皿食べると、たいてい最後は胃が重く感じるのですが、ここは違いました。

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典型的な家庭の味。ジャガイモと茹で肉のスライスを炒めた、南チロル風農家の肉じゃが。
ジャガイモのねっとり感と甘みが後をひきます。

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仔牛のレバー セージとクリームのソース
ごくごく普通の一品ですが、下手なフォアグラより美味しい!素材の勝利。

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既に満腹でしたが、どうしても試したくて無理して注文した、杏のクヌーデル。
さすがにちょっときつかった(笑)。欲張ってはいけませんね。

以上、南チロル料理のフルコースでした。
こちらは15世紀から庁舎や学校として使われてきた由緒ある建物を改装したレストランで、宿泊もできます。


Gasthof Krone
Dorfplatz 3, Aldein, 39040
+39 0471 886 825
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by igiea | 2011-08-12 18:00 |


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