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ウィーン散策 Lustiger Spaziergang in Wien

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2011年 03月 09日

コーヒーはトルコから 

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ウィーンにコーヒーが伝えられたのは1683年、ということになっています。ウィーン陥落を目指して攻め込んだオスマントルコ軍は、城壁の外側をとり囲むところまで侵攻し、あと一歩のところまで追いつめながらも最終的には敗北。彼らが急ぎ撤退したそのあとに大量のコーヒー豆が残されていた、と。
実際には、それ以前にも少量が持ち込まれていたのでは?と推測されますが、一定量以上がもたらされたのはこの年、ということでしょう。
トルコから伝わってきたコーヒーですから、当時はトルコ式で飲まれていたと思われます。一度試してみなければ、と「カフェ・ラントマン」へ。
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イブリック、と呼ばれる長い取っ手つきの小鍋に、細かく挽いたコーヒーと砂糖、水を入れて火にかけ、煮立たせます。少し置いてコーヒーの粉が沈殿したところでカップ(こちらは取っ手なし)に注ぎ、上澄み(真っ黒ですけど)をいただきます。
濃厚!ドリップコーヒーにはないコク。独特の臭みもあり、少々粉っぽいのですが、思っていたよりずっと美味しかったといったら、失礼でしょうか(笑)。
フランスの初代首相、敏腕政治家であり外交官でもあったタレーランは「コーヒー、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純で、まるで恋のように甘い。」との言葉を残しています。彼が愛飲していたコーヒーもトルコ式だったのかしら?などと思いつつ。
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よくも悪くも、豆の味がストレートに出てしまうので、ごまかしのきかないトルココーヒー。メニューにこれを置いているということは、豆の品質に自信がある証拠かもしれません。

この後、コーヒーソムリエコースでも習ったのですが、エチオピア産シダモで淹れたトルココーヒーはかなり美味しく、おかわりしたほどです。

by igiea | 2011-03-09 19:42 | Kaffee・ 珈琲


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