2011年 02月 09日
カールスバーダーカネを紹介するにあたり、色々と調べながら改めて実感しました。人により、地域により、時代により・・・、コーヒーというものが本当に様々な飲まれ方をしているということを! それぞれに個性があり、一長一短あり、優劣を競うものではない、というのは多分タテマエに過ぎず、本音のところでは、各々のコーヒーに対するこだわりというか思い入れは相当深く、そう簡単に譲れるものか!!とお考えなのではないでしょうか(笑)。 自分はどうか?と言いますと、ここにきて、確かにドリップコーヒー(フィルターコーヒー)に対する思い入れは並々ならぬものがあるようで・・・。 でも、こだわる理由はいたって単純。お菓子のパートナーとして、これほど優れた飲み物はなかなかない、と思うからです。ウィーンの誇るザッハトルテも、コーヒーと一緒に味わうことで互いが引き立て合い、より深い美味しさが生まれます。そもそもウィーン菓子は、コーヒーと一緒に楽しむことを前提に作られているようです。酸味の強いフルーツとコーヒーは合わない、と勝手に思い込んでいましたが、実際にはそんなことはなく、懐の深さにますます引き込まれています。 お菓子とコーヒーの組み合わせ、(マリアージュという言葉をここで用いるのが適当かどうかよくわかりません)を自分なりに追求したいという思いがあって、ドリップコーヒーに注目している、という訳です。 カフェ・ラントマンのApfel–Mohn Torte(アプフェル・モーントルテ リンゴとケシの実のケーキ)。名前のとおり、ケシの実のビスキュイとリンゴがたっぷりのお菓子です。カシスジャムの紫が美しく、もっと詩的なネーミングが似合いそうなたたずまい。アーモンドの生地で覆われていて、コーヒーともよく合います。
by igiea
| 2011-02-09 21:10
| Kaffee・ 珈琲
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