2010年 08月 22日
ウィーンといえば・・・、カフェ! カフェは世界中いたるところにあるけれど、それが確たる「カフェ文化」として根づいている街は、他にあまりないかもしれません。街を歩けば、個性的・魅力的なカフェにたくさん出会えます。 どちらかというと家でお茶する派だったのですが、ウィーンに来てからはちょこちょこカフェに出かけるようになりました。 さて、「カフェ」といっても、いくつかタイプがあります。 高い天井にシャンデリア、鏡を効果的に配し、窓際にはソファー・・・。クラシックな雰囲気のカフェは、ウィーンでは特に「カフェハウス」と呼ばれています。ハウスとつくのは、自宅にいるのと同じ感覚でくつろぎ、ゆったりと時を過ごすための空間であることに、並々ならぬ思い入れがあるからでしょうか。 これとは対照的に、煙草の煙がよく似合うデカダンな雰囲気・・・。そんな、バーに近い存在のカフェもあります。芸術家が集う、というよりたむろする、という表現がぴったりで、これもウィーンカフェの典型です。 それからもう一つ、カフェ・コンディトライと呼ばれる、お菓子屋さんのカフェ。私が足繁く通うのはここです。嬉しいことに、ウィーンではほとんどのお菓子屋さんがカフェを併設していて、ゆっくり楽しむことができます。パリもお菓子の街ですが、カフェスペースがないお店も多く、旅行者の立場だと苦労することがあります。以前某有名店を訪れたとき、仕方なく近くの公園のベンチで食べたのですが、周りに同じようにしている人が結構いて、妙に親近感を抱いた覚えがあります。でも、ここではそんな心配は無用。お店でしか味わえない、温かい状態で楽しむお菓子が充実しているのも、ウィーンならではです。 Cafe Diglas のMarillenknoedel(マリレンクヌーデル 杏のお団子)は杏が丸ごと入っていて美味しい!シャンデリアにスプーンやフォークがぶら下がっていたりと、インテリアもなかなか凝ってます。 Diglas Wollzeile 10 1010 Wien 平成正義の会で連載、À Vienne はじめました。 Marillenknoedelについても、少し書いてます。 イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ お教室のHPからアクセスできます。よろしかったらぜひ。
by igiea
| 2010-08-22 23:12
| カフェ
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