2012年 06月 16日
ウィーンに世界各国のトップバリスタが集結して技を競ったWBC(バリスタ世界選手権)。 日本チャンピオンの鈴木樹バリスタ、昨年より一つ順位を上げ、4位入賞という素晴らしい成績を収めました。 競技後のインタビューで「昨年のボゴタ大会での経験は、気持ちの面で何か変化をもたらしましたか?」という質問に対し、「昨年は初めてだったので大会に出る事が目的でしたが、今年はジャッジの皆さんに楽しんでいただきたい、笑顔にさせたい、そういう思いで競技に臨みました。」と答えた鈴木バリスタ。予選、準決勝、決勝とそのいずれも、ジャッジの皆さんが目を輝かせ、思わず笑みをこぼしてしまうような、素晴らしいパフォーマンスでした。 決勝ラウンドの最終場面では、エスプレッソの抽出がパーフェクトでないと見切り、制限時間をオーバーし減点される事を覚悟の上で、もう一度作り直すという判断をした鈴木バリスタ。「この1杯に、私がエスプレッソを通してお客様にお伝えしたい事のすべてが入っています。」という結びの言葉は、本大会のシナリオとして用意したものではなく、心の底から自然に発せられているものだからこそ、観ている人の胸に強く響いてくるのだと思います。 競技である以上、ルールに則って採点され、順位がつけられてしまいますが、そういったプロセスを越えて、自分の目指す演技を大舞台でやり切った鈴木バリスタ、本当に素晴らしかったです。 チャンピオンの座に輝いたのは、グアテマラ代表のラウル。 彼もまた凄かった!! あの天真爛漫な明るさとカリスマには、とにかく魅せられます。 他のファイナリスト達も精鋭ぞろいで、過去のどの大会よりもレベルの高い決勝ラウンドだったのは間違いないようです。 日本代表チームみなさん、ありがとうございました!! (せっかくなので、最後にウィーンを楽しんでいって下さい・笑)
by igiea
| 2012-06-16 13:08
| Kaffee・ 珈琲
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