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2012年 01月 13日

Glöcklerlauf ザルツカンマーグート地方の祭り②

Glöcklerlauf は、19世紀の半ばにEbensee村で生まれた祭りとされています。
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ドイツのカトリック地域やオーストリアには、古くからSternsingen/星歌いという風習がありました。これは、クリスマスから公現祭までの間に、3人の王様(東方の三博士、占星術師ともいわれます)に扮した子供たちが家々を訪ね、クリスマスの歌を歌って恵まれない人々への寄付を募るもので、その子供たちが、星のついた棒を掲げていることに因んで、Sternsingen/星歌いと呼ばれています。

この星歌いに、他の祭り(例えば「聖マーティンの日」、灯籠を掲げたり、厄よけに大きな音を立てながら歩きまわるなど)の風習を取り入れたのがGlöcklerlaufですが、その誕生のきっかけは、この地域を襲った深刻な不況の波だったと言われています。
19世紀に入り、木材から石炭にエネルギー源が転換したことに伴い、林業が主産業だったこの地域は大打撃を受け、構造的な不況に見舞われます。とにかく事態は相当に深刻で、当時の失業率は6割を超えていたという記録も残されているほど。そんな折、Ebensee村の男たちが「こんな時だからこそ、できる限り豪華な灯籠を作り、力強い祭りをしようじゃないか!」という思いを込めて自分たち独自のGlöcklerlaufを始め、それが次第に周囲にも広まっていったのだそうです。
この比較的新しい祭り、廃れかけた時期もあったそうですが、最近また注目されるようになり、参加者も増えていると聞きます。本当は、一面の雪景色のなか、幻想的に浮かび上がる灯籠の様子を期待していたのですが、この冬の異常気象で雪がどこにもないばかりか、行進の途中からは大雨!!でちょっと残念でした。

ちなみにこの村から少し足を伸ばせば、大好きなお菓子屋さん「Zauner」もあることですし、できれば来年もう一度訪ねたいと思っています・・・。
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by igiea | 2012-01-13 22:01 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by natsuki-suzuki at 2012-01-15 04:44
頭のかぶるものといい、腰につけるベルといい、ホントに重たそうですね〜。
でも、『星歌い』て響きがすごくカワイイ。
イタリアも恐ろしい不況の波に教われているから、パ〜っと大々的なお祭りでもしてほしいものだわ…。
Commented by igiea at 2012-01-15 05:05
natsuki-suzukiさま
灯籠もさることながら、カウベルがすごく重そうでした。それを、歩くというよりは小走りに近い速さでの行進なので、かなり大変そうでした。寄付もはずむというものです。
景気が悪い時こそ、皆で知恵を出し、身体を動かし、とにかく何かやることが大切ですね。明るくいかないと!と思いました。


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