ウィーン散策 Lustiger Spaziergang in Wien

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2011年 12月 13日

カールス教会前、ほのぼのマルクトの農家風クラプフェン

地元の人で賑わうカールス教会前のマルクト。
前述のGlühbier/ホットビール屋台に負けじと賑わっていたのが、Bauerkrapfen/農家風クラプフェンという看板を掲げた屋台。
クラプフェン(ジャム入り揚げパンの一種)はお馴染みですが、農家風とは一体??
ふっくら丸く揚げた生地の中に、ジャムやクリームを詰めるのが普通ですが、なるほど、こちらは素朴ながらも理にかなった作り方。
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発酵させておいた生地を、手で少し引っ張りながら、真ん中だけを薄〜くのばします。
それを揚げると、ちょうどいい具合に中心がポコッと盛り上がった形になるんです。
ひっくり返し、凹みのところにジャムをのせて、出来上がり!
f0122053_2215375.jpg


これで3.9€はちょっと高い?と思ったのですが、一口食べたらそんなことは吹っ飛びました。
普通のクラプフェンより素朴で少しカタめの生地が、赤スグリのジャムとよく合うこと!!
というか、このジャム(多分手作り)がすごーく気に入りました。リピート確実です。(ついでに写真の出来も気に入らないので、撮りなおして差し替えるかもしれません・笑)
というか、既にこのマルクトには何回も来ているのに、どうして今まで気付かなかったのか・・・。

ところで、赤スグリのことをオーストリア方言ではRibiesel/リビーゼルと呼びますが、標準ドイツ語ではJohannisbeere/ヨハニスベアー、と全く違う名前になります。これは聖ヨハネの実、という意味で、聖ヨハネの日である6月24日ごろ赤く色づくことに由来するそうです。
オーストリアでクラプフェンというと、杏ジャムを使うことが多いのですが、クリスマスの時期は赤いジャムもいいなあ、と思います。目にも鮮やか、元気が出ます。
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by igiea | 2011-12-13 22:09 | Weihnachten クリスマス | Trackback | Comments(2)
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Commented by fumieve at 2011-12-14 05:35
うわ~おいしそう!とくにジャムがおいしそうです。
krapfen、ヴェネツィアではクラッフェンと呼んでます。そしてジャムじゃなくてクリームがスタンダードです。朝食用パンのうちの1つです。
こんな風に平たくして揚げたのは、フリッテッラ(frittella)といって、11月のお祭りのときに食べます。両面にお砂糖をまぶしたものか、つわもの用に(?)、ご存知ヌテッラ(へ―ゼルナッツ&チョコのクリーム)もあります。

すぐりはribes。これはドイツ語から来てるのかな―と思ってましたが、オーストリア方言なんですね。ウィーンとヴェネツィアがちょっと近いような感じがして嬉しいです。ほんとこの時期にぴったりな、きれいな赤いジャムですね~。
Commented by igiea at 2011-12-14 06:43
fumieveさま
そう言えば、トリエステのホテルの朝食にクラプフェンがあった記憶が・・・。こちらでは、朝食には登場しないので、こんなところにも違いがあって面白いですね。
スグリを表す言葉も、確かに似てます!お菓子をはじめ、食べ物の名前って、意外と文化的な繋がりを直に反映していて、すごく興味深いです。私もヴェネチアを近く感じます。


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