2011年 11月 23日
もう15年程前のこと。ドイツで迎えた初めてのクリスマスで、ホンモノのお菓子の家/Knüsperhäuschenを目にした時の感激は、今でもよく覚えています。マルクト(クリスマスマーケット)はもちろん、お菓子屋さんのショーウィンドーなどにお目見えする、お菓子の家たち。童話の中だけの存在だと思っていたのに、まるで絵本から抜け出してきたかのよう。しかも美味しそうな香りを漂わせていて・・・。空腹を抱えたヘンゼルとグレーテルが、夢中でかじりついてしまったのも、無理ないことです。 見ているだけでもワクワクする「お菓子の家」ですが、作るのがまた最高に楽しい♪ デュッセルドルフにいた頃は、「作りたい人、我が家に集合〜」とばかりに、毎年それこそ数えきれないくらいお菓子の家を作っていました。これは一人より、皆でワイワイおしゃべりしながらの方が数倍盛り上がります。でき上がったお菓子の家を並べると、これがまた可愛さ倍増で、できればそのまま置いていって欲しかったものです。(猫がいるから絶対ダメですけど、笑) お菓子の家の土台となるのは、レープクーヘン。蜂蜜と粉をベースに、シナモン、ナツメグ、ジンジャー、クローブ等のスパイスをたっぷり入れて焼き上げたものです。このミックススパイスが、いわゆる「クリスマスの香り」。寒い外から帰って来てドアを開けた時に、家の中からこの香りが漂ってくると、いかにもクリスマスという感じがすると、ドイツの友人が言っていました。 今回のデュッセルドルフ滞在中に、お世話になった友人への置き土産として作ったお菓子の家。 もう少しシックに仕上げるつもりが、思いのほか可愛らしい感じになりました。 昨年はパスしてしまったので、今年はちょっと気合いを入れて自宅用を作ろうかと。 これから材料を買いに走ります。
by igiea
| 2011-11-23 21:17
| Weihnachten クリスマス
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