2011年 02月 16日
イタリアにあってオーストリアにないもの、その最たるは海、即ち港。 だからこそ、オーストリアがトリエステにこだわったのもよく分かるし、帝国最大の港湾都市として、どれほど栄えていたかは想像に難くない。 ウィーンはもちろん、オーストリア・ハンガリー帝国内で消費されるコーヒー豆は、全てここで水揚げされていたのだろう。 少し調べてみたところ、贔屓にしているALT WIEN KAFFEEはじめ、ウィーンのコーヒー店のいくつは、今でもトリエステ経由で生豆を入手しているようだ。 空も海もくすんだ色だけれど、それでも埠頭には開放感がある。 ウィーンにこういう風は、ないなあ。 埠頭からすぐのところにある、トリエステ最古のカフェ「Tommaseo 」で飲んだエスプレッソは、ここに本社をおくilly製、カップもロゴ入り。 銀のトレイ&お冷やつきにはもう驚かないけれど、敷かれている本物のレース編みにはびっくり!紙製はたまに見るけれど、布製を使っているカフェは、ちょっと記憶にありません。1杯のエスプレッソにこのサービスとは、優雅な気分です。 ホイップクリームが別に添えられてきたのも、ここだけでした(私が行った限りで、ですが)。濃厚なエスプレッソと軽やかなクリームを交互に楽しみましたが、この飲み方、結構いいかも・・。
by igiea
| 2011-02-16 21:08
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