2010年 09月 24日
À Vienneの方にもちょっと書きましたが・・・・・。 「ウィーン菓子」って、何なのかなあ?って、ふと考えてしまうことがあります。 だって、「ウイーン菓子」ですよ。「オーストリア菓子」ではなくて。 この「リンツァートルテ」も、はウィーンから200kmほど離れた街リンツ(Linz)に由来するお菓子ですが、今ではウィーン菓子の代表的存在におさまっている訳で・・・・・。 もちろん、ウィーンに住む(住んでいた)人たちが、好んで食べている(食べてきた)お菓子、とごくごくシンプルに考えれば、リンツァートルテがウィーン菓子であることに異論を挟む余地はありませんが。 さて、最近知ったのですが、ウィーンでは酸味の効いたスグリ(レッドカラント)のジャムを使うことが多いそうです。ラズベリーじゃなかったんですねぇ。スパイスの効かせ方も、日本のものとはだいぶ違います。これは好みの問題でもあるので、当然とも言えますが。ウィーンでもお店によって随分違うし、もっと言うと日によっても違う(ことがあります)・・・・。私はクローブが入っていないと物足りなく感じてしまいますが、あの香りが苦手な方も少なくないでしょうし。 こちらは老舗「Gerstner」のリンツァートルテ。とってもそれらしい、いかにも!という仕上げです。アプリコットジャムもキチンと塗ってあります。スパイスはやや控えめ、ケーキとクッキーの中間のような食感です。ちょっと濃いめに淹れたミルクティーと一緒にいただくのが好きです。
by igiea
| 2010-09-24 20:22
| お菓子
|
アバウト
カテゴリ
全体 お菓子 Wien ねこ・猫・neko 旅 美味しいもの カフェ Kaffee・ 珈琲 ウィーンで外食 ドイツ国際平和村 Weihnachten クリスマス 挨拶 お気に入り Japan・日本 その他 日々の諸々 読者ツアー 信州 ミャウゼ miause 未分類 以前の記事
ライフログ
検索
タグ
ウィーン菓子(16)
Weihnachtsmarkt(14) モロッコ 2012(14) デメル Demel(12) 2010 piemonte(8) Trieste 2011(8) コーヒーセミナー(7) カールスバーダーカネ/Karlsbaderkanne(6) Paris 2012(5) ドロミテ 2011(5) 世界遺産(5) Café Landtmann(5) Café Central(4) Cafe Sperl(4) Heiner(3) Sulka(3) Café Diglas(2) Oberlaa(2) フランス菓子(2) Café Schwarzenberg(1) その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||