2010年 09月 16日
ウィーンっ子にお薦めのカフェを尋ねると、必ずと言っていいほどその名が挙がるという、 Café Sperl。 初めて行ったときは、正直それほど強い印象を受けなかった。確かに素敵だけれど、そこまでスペシャルだろうか・・・・?と。 先日近くで所用があり、半ば時間つぶしのためにふらりと立ち寄ったところ、前回とは全く違う空気が流れていることに驚き、すっかり魅了されてしまった。 それにしても、同じ空間でこうも受ける印象が違うのは何故だろう。季節、時間帯・・・・。確かに初夏の午前より、秋の夕暮れが似合うカフェではあるかもしれないが、一番の違いはおそらく、そこにいる人間像だ。お客一人ひとりが、重要な登場人物としてカフェという舞台を演出しているのだ。 今日、この瞬間は唯一無二のもの。今日しか出会うことのない光景が、味わうことのできない雰囲気がそこにある。だからこそ、人は足繁く通ってしまうのだろう、大切なお気に入りのカフェに。 ・・と、こんな展開を予想していなかったのでカメラが手元になく、ケータイでの撮影です。あの暗さでも、なんとか大丈夫なんですね。すごいなあ。 雰囲気に負けないくらい、魅了してくれたのがこのGebackener Topfenkuchen(ベークドチーズケーキ)。口当たり柔らか、少しホロっとした食感、フレッシュチーズの風味がしっかり楽しめる。とにかく、Topfen(トプフェン、オーストリアのフレッシュチーズ)の味がよく生かされていて、最近食べた中では断トツでした。ありそうで、なかなかないものです。チーズの風味がちゃんと生かされているチーズケーキは。 Café Sperl Gumpendorfer Straße 11 A - 1060 Wien Telefon/Fax: 0043 - 1 - 586 41 5 いたく感激したので、数日後に再訪。ベークドチーズケーキを頼んだのですが、この前とちょっと違う・・・。いや、美味しいんですけどね、でも「普通の美味しさ」でした。 前回が特別美味しかったのか、たまたま今回がイマイチだったのか?? 近いうちに、また行って確かめてみたいと思います。
by igiea
| 2010-09-16 00:20
| カフェ
|
アバウト
カテゴリ
全体 お菓子 Wien ねこ・猫・neko 旅 美味しいもの カフェ Kaffee・ 珈琲 ウィーンで外食 ドイツ国際平和村 Weihnachten クリスマス 挨拶 お気に入り Japan・日本 その他 日々の諸々 読者ツアー 信州 ミャウゼ miause 未分類 以前の記事
ライフログ
検索
タグ
ウィーン菓子(16)
Weihnachtsmarkt(14) モロッコ 2012(14) デメル Demel(12) 2010 piemonte(8) Trieste 2011(8) コーヒーセミナー(7) カールスバーダーカネ/Karlsbaderkanne(6) Paris 2012(5) ドロミテ 2011(5) 世界遺産(5) Café Landtmann(5) Café Central(4) Cafe Sperl(4) Heiner(3) Sulka(3) Café Diglas(2) Oberlaa(2) フランス菓子(2) Café Schwarzenberg(1) その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||